Tuesday, May 03, 2022 6:58 AM

4月のISM製造業景況指数、55.4に低下

 サプライ管理協会(ISM)が2日発表した2022年4月の米製造業景況指数は、前月比1.7ポイント低下の55.4だった。製造業景況判断の節目となる50は23カ月連続で上回ったものの、20年7月(53.9)以来の低水準となった。

 PRニューズワイヤーによると、調査対象18業種のうち、景気は上向いていると答えたのは衣料・皮革製品、機械、プラスチック・ゴム製品、非金属鉱物製品、電算機・電子機器など17業種。縮小していると答えたのは石油・石炭製品の1業種だけだった。

 個別指数では、新規受注が0.3ポイント低下の53.5、生産は0.9ポイント低下の53.6、雇用は5.4ポイント低下の50.9、製品納入は1.8ポイント上昇の67.2、価格は2.5ポイント低下の84.6だった。このほか、在庫は3.9ポイント低下の51.6、輸入は0.4ポイント低下の51.4だった。