Tuesday, May 17, 2022 11:40 AM
パロ・アルト・ネットワークスとデロイト、提携を拡大
パロ・アルト・ネットワークス（Palo Alto Networks）とデロイト（Deloitte）は5月16日、戦略的協力関係をさらに深め、新たなマネージド・セキュリティー・サービスを米国内の顧客会社らに提供する、と発表した。
ベンチャービート誌によると、両社は今回の提携拡大によって、デロイトが提供するマネージド・サービスの一部として、パロ・アルト・ネットワークスのサイバーセキュリティー技術を顧客に提供する計画だ。
同サービスは、企業通信網や利用者アクセス、データ・セキュリティー、ワークロード・セキュリティー、端末（機器類）セキュリティー、総合的運用自動化、パフォーマンス・データ転送、分析に関するマネージド・セキュリティー・サポートを利用者らに提供する。
そういったマネージド・サービスは多くの会社にとって、社内セキュリティー部署の能力を補強し、セキュリティー対策の成果を高めるために外部からのサポートを求めるのに役立つ。
セキュリティー班の多くは、昨今のサイバーセキュリティーの要求に追いつくのに苦労している。サイバー攻撃者らはツールや手口をつねに進化させており、また、防御側も各種の仕様やシステムを更新していることから、複雑化しているためだ。
デロイトによると、71%以上のSOC（Security Operations Center）分析家たちが燃え尽き症候群を経験しており、サイバーセキュリティー従事者たちの負担を軽減するというねらいも、今回の提携拡大の背景にある。
デロイトとパロ・アルト・ネットワークスは、管理された第三者サポートへの即時アクセスを提供することで、各社のサイバーセキュリティー部署の支援を拡充する考えだ。
https://venturebeat.com/2022/05/16/deloitte-managed-security-service/