Friday, July 29, 2022 10:10 AM
選挙投票をブロックチェーンで自動集計する技術を開発へ
ブロックチェーン・プラットフォームのエヴァースケイル(Everscale)を基盤とする末端間の遠隔投票マーキングおよび返送システムを開発および提供するディヴォートDAO(DeVOTE Decentralized Autonomous Organization)は7月27日、政府ブロックチェーン協会(Government Blockchain Association)と連携し、著名発明家のスーザン・ユースティス氏が率いる米選挙投票集計技術業界大手ウィンターグリーン・リサーチ(WinterGreen Research)と契約したことを明らかにした。
PRニューズワイヤーによると、ディヴォートとウィンターグリーンの今回の合意は、エヴァースケイルの通信網上で動作する分散型遠隔投票マーキングおよび返送技術を促進することを目指す。
両社の提携の背景には、2021年1月6日の米連邦議会議事堂への抗議者らの乱入を調査する議会委員会の継続的作業がある。「選挙投票結果を議論の余地のないものにするオープン・ソースかつアクセス可能の技術へのニーズがかつてないほど高まっている」とユースティス氏は指摘する。
同氏は、投票自動集計機を発明した人物として知られる。
ディヴォートの幹部ユージーン・モロゾフ氏は、同社独自の技術について、「世界最速で拡張性の高いブロックチェーンのエヴァースケイル上で動作する比類ない分散型計算能力によって、投票集計ソリューション市場に革新をもたらす」と話した。
「ウィンターグリーンとの協業によって、最終的にはだれもがスマートフォンやコンピューターから投票でき、投票内容がだれにも知られず、いかなる方法でも改ざんされず、投票者の意図通りに投票され集計されたことを確認できるようになる」。
https://www.prnewswire.com/news-releases/devote-dao-partners-with-wintergreen-research-to-promote-indisputable-elections-technology-built-on-everscale-blockchain-301594059.html