Monday, October 24, 2016 10:15 AM

ソーラーシティー、建物内蔵型太陽光発電に進出か

 建物内蔵型太陽光発電(BIPV=building integrated photovoltaics)市場の開花に期待が高まりつつある。ソーラー・パネル設置サービス大手のソーラーシティーを買収することで合意済みのイーロン・マスク氏(テスラの創業者で最高経営責任者)は先日、ソーラー・パネルを屋上に設置するのではなく、屋上や壁、窓といった建物構造に太陽光発電技術を埋め込むBIPV事業に進出する可能性を示唆した。ある調査によると、BIPV市場は2015年の30億ドルから2019年には90億ドルに急拡大すると予想される。カリフォルニア州サンタ・クララにある49ners(アメリカン・フットボール球団)のスタジアムやサンフランシスコのアップル・ストアー旗艦店では、太陽光発電機能が屋上や外壁に埋め込まれている。同アップル・ストアーでは、SKYCOスカイライツが設計したソーラー発電機能内蔵屋根が採用されている。

https://www.greenbiz.com/article/solarcitys-solar-roof-chatter-revives-bipv-interest