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Tuesday, October 25, 2016 10:25 AM

勢力失墜のポケモン・ゴー、首位陥落〜ナイアンティックはほとんど無策

　史上最大のヒット作となったモバイル・ゲームのポケモン・ゴー（Pokemon Go）は最近、アップル（Apple）のアップ・ストアーの無料ゲーム部門で首位からついに陥落した。

　しかし、ビジネス・インサイダー誌によると、開発元のシリコン・バレー新興企業ナイアンティック・ラブズ（Niantic Labs）は、同ゲーム向けにハロウィーン企画を今週から開始することを発表しただけで、ダウンロード件数の継続的減少をくい止めようとする手立てをあまり講じていない。

　2016年7月に全盛だったポケモン・ゴーには、仮想キャラクターたちが拡張現実世界に出現する場所を追跡する第三者開発の機能がいくつもあった。それらのキャラクター群を追って捕獲するのが同ゲームの基本的な面白さであり、追跡機能はその魅力を支える道具になっていた。

　しかし、ポケモン・ゴー愛好者らがあちこちに現れて迷惑した住人や公共施設たちが続出し、一部では訴訟問題になったことを受けて、ナイアンティックでは8月以降、第三者開発の追跡機能を無効にする作業にかなりの時間を費やした。

　「第三者開発の追跡機能がゲーム・サービスの質管理に支障をきたしている」と同社は8月に発表し、一部のサーバー群をシャット・ダウンすることにもつながった。

　同社は、新たなサービスや機能を次々に投入する当初からの計画を発表したものの、第三者開発の追跡機能の排除や管理、サーバー群の管理に難航し、現在でも新サービスを開始できていない。

　ファンたちは一時の勢いや興味を失っており、何らかの劇的刺激策がなければ、復活することなくこのまま忘れ去られることになる可能性も高まっている、と一部の業界専門家らは指摘する。