Wednesday, December 11, 2024 6:46 AM

テスラ、25年上半期に低価格EVの発売

 テスラは将来のロボタクシー(自動運転タクシー)サービスについて、安全確保のため人間が遠隔操作で補助する仕組みから始めたいと考えている。ドイツ銀行がテスラの投資家向け広報(IR)責任者との会談後に発表した文書で明らかになった。

 ロイターによると、IR責任者のトラビス・アクセルロッド氏はドイツ銀に対し、テスラは25年上半期に低価格EVの発売を、同年内には他のモデルの発売を目指していると伝えた。

 ドイツ銀によると、テスラは25年、カリフォルニア州とテキサス州でロボタクシーサービスを開始する予定。従来は24年の開始を目指していた。

 アクセルロッド氏はコメント要請に応じなかった。ドイツ銀は文書の中で「テスラは安全性と冗長性の観点から、少なくとも当初は何らかの遠隔操作担当者が必要になると想定するのが妥当だと考えている」と説明。「テスラ経営陣はすべて自社所有の車両でサービスを開始」し、自社開発の配車アプリを使う予定だという。