Thursday, October 27, 2016 10:58 AM

マイクロソフトが独自設計のパソコンを発表〜アップル・アイマックに対抗

 マイクロソフト(Microsoft)は26日、同社にとって初となる独自設計のデスクトップ型パソコンを披露した。

 ビジネス・インサイダー誌によると、サーフェス・ステューディオ(Surface Studio)と名付けられたオール・イン・ワン型の同パソコンは、アップル(Apple)アイマック(iMac)の対抗機種と位置づけられると同時に、パソコンが必需品の専門職を標的市場として、動画や写真の編集といった用途に対応する高性能仕様設計となっている。

 サーフェス・ステューディオの筐体はアルミニウム製でLCD画面は極薄、スクリーンを支える「腕」は、周辺環境を反映するクロームでできており、スクリーンを水平に倒して使えることが特徴だ。専用ペンで絵や字を書くこともでき、デザイン職にも適している。

 画面サイズは28インチ、解像度は1350万ピクセル。用途に応じて視聴モードを変更できる機能もある。

 マイクロソフトが開発した仮想執事(ヴァーチャル・アシスタント)のコルタナ(Cortana)に接続するマイクロフォンが内蔵されているため、利用者は、たとえばデジタル音楽の再生やニュースの読み上げといった機能を発声によって指示できる。

 サーフェス・ステューディオの小売価格は2999ドルから。最高位機種は4199ドル。10月26日に購入予約の受け付けが始まった。

 1年のうち買い物がもっとも集中する歳末商戦期(11月第4週の感謝祭直後からクリスマスまで)に向け、サーフェス・ステューディオとアイマック高位機種の対決に関心がすでに寄せられる。

http://www.businessinsider.com/microsoft-announces-surface-studio-2016-10