Friday, December 19, 2025 6:52 AM

11月消費者物価、前年比2.7%上昇〜コア指数は2.6%上昇

 労働省が18日発表した2025年11月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100)は324.122となり、前年同月比(季節調整前)で2.7%上昇だった。

 過去最長の43日間に及んだ政府機関の一部閉鎖の影響で、10月のCPIは集計できなかったため公表されない。したがって11月の季節調整済み前月比も公表されない。

 同省ウェブサイトによると、月ごとの変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前年同月比2.6%上昇だった。

 品目別の前年同月比は、エネルギーが4.2%の上昇。うち燃料油は11.3%上昇、ガソリンは0.9%上昇、天然ガスは9.1%上昇、電気は6.9%上昇だった。食品は2.6%上昇だった。

 コア項目では、新車が0.6%上昇、中古車は3.6%上昇した。衣料は0.2%上昇、航空運賃は5.4%低下。帰属家賃(持ち家の家賃相当コスト)は3.4%の上昇だった。