Tuesday, March 10, 2026 7:20 AM

GM、ディーラーの中古車事業拡大へ

 GMは米国ディーラーの中古車販売体制を再構築し、カーバナのような急成長中のオンライン販売業者との競争力を強化する。ロイターが伝えた。

 GMは保証中古車の販売プログラムを廃止する代わりに、ディーラーに対し、23年に立ち上げた全国規模の中古車用オンラインサイト「GM CarBravo」ブランドに移行するよう要請している。

6月から、シボレー、ビュイック、GMCの販売店は、中古GM車販売のためにCarBravoへの登録が必須となる。キャデラックだけは、従来のGM認定中古車プログラムを継続する。

GMは非GM車種や古い車両(新制度では15年落ちの車でも保証対象となる)を加えることによって、中古車販売が増加すると説明する。従来の認定中古車プログラムは5年以内のGM車のみが対象だった。

 この10年間で車の平均価格がインフレを上回るペースで上昇したため、中古車需要が急増している。米国では年間約4000万台の中古車が販売されているのに対し、新車販売台数は年間約1600万台にとどまっている。

 GMにとって、中古車は店舗への集客を促進し、新車販売の創出に寄与してきた。認定中古車を購入する顧客は、新車購入時に再来店する傾向が明らかに高かったからだ。この勝利の方程式に乱れが生じ出したのは、ディーラーを介さないオンライン販売のCarvanaの台頭だった。

13年にサービスを開始したカーバナは、昨年59万6641台も販売した。一方、GMのCarBravoサービスは23年の開始以来、約21万6000台を販売している。

GMによれば、全米3,500店舗のディーラーのうちCarBravo経由で販売する店舗は4分の1未満にもかかわらず、認定中古車プログラム全体よりも高い販売ペースを維持している。