Thursday, August 27, 2026 7:15 AM

三菱自、米ピックアップ市場再参入〜日産との提携で

 三菱自動車は、米国市場向け事業計画「Momentum 2030」を見直し、日産との協業を通じて米国のピックアップトラック市場に再参入する意向を明らかにした。

 オートモーティブ・ワールドによると、三菱は既存のアライアンスパートナーである日産を活用することで、トラックの開発に必要な投資を削減でき、日産が持つプラットフォームなどを利用すれば、独自開発のように莫大なエンジニアリング費用や生産設備費を全面的に負担することなく、過去に撤退したピックアップ市場に再参入できる。

 また、同社は今後の製品計画も拡充しており、今秋には新型「エクリプス・スポーツバック」EVを、2027年1〜3月期にはオフロード性能を重視したタフな「アウトランダー」の新しい派生モデルを投入する計画。これで米国でのラインアップは、現在の4車種から27年までに6車種となる(アウトランダー・スポーツ、エクリプス・クロス、エクリプス・スポーツバックEV、アウトランダー、アウトランダーPHV、アウトランダーの派生モデル=名称未定)。

 ピックアップトラックは6車種とは別に追加される見込みだが、発売時期は未定。

 こうした商品戦略の中心にあるのは、アドベンチャー志向でオフロードにも対応できる車両だ。米国で需要が伸びている分野に重点を置くことで、三菱ブランドの存在感を高めようとしている。

 Momentum 2030は、電動化、商品ラインアップの刷新・拡充、販売モデルの近代化、販売ネットワーク拡大…の4本柱で構成され、三菱自北米部門(MMNA)のマーク・チャフィン社長兼CEOによると「同社がこれまで米国で取り組んできた中で最も包括的な成長計画」となっている。