Monday, December 10, 2018 8:49 AM
コンチネンタル、製品開発でAI多用へ
コンチネンタルが、新製品の開発で人工知能(AI)を多用していくことが分かった。
同社はAIをADAS開発の重要技術と考えている。AIの働きで、車載システムは歩行者や自転車の存在だけでなく、動作やこれからの動きもより正確に認知・予想できる。警報の誤作動を減らし、システムが受容されやすい環境の構築につながる。
AIを活用すれば駐車中のトラックの向こう側に隠れた歩行者も検知できる。ADAS開発のほか、工程の効率化でもAIを活用する予定だ。
コンチネンタルは、製品開発にAIを用いる数少ないサプライヤーの1つで、AI関連事業を調整する部門がある。
同社はエヌビディアや百度(バイドゥ)、オックスフォード大学、カリフォルニア大学のバークリー・ディープ・ドライブ(BDD)、独ダルムシュタット工科大学とドイツAI研究センター、インド工科大学マドラス校と提携している。
18年5月には、コンチネンタルのADAS部門が深層機械学習の研究拠点を開設した。現在約400人のAI専門家を雇用しており、21年までに700人に増やす計画だ。
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