Tuesday, July 06, 2021 11:00 AM

最大1500社にランサムウェア攻撃の影響か

 世界で800から1500の会社がマイアミ拠点のIT会社カスィーヤ(Kaseya)へのランサムウェア攻撃によって影響を受ける、と同社のフレッド・ヴォコーラCEOは7月5日に発表した。

 カスィーヤは、世界的に使われている同社のVSAツールが「サイバー攻撃を受けた可能性」を調査中であることを自身のウェブサイト上で2日に明らかにしていた。同社のVSA(Virtual System/Server Administrator)ツールは、利用会社のIT担当者らによってサーバーやデスクトップ、プリンター、企業通信網の監視と管理に使われている。

 ロイター通信によると、カスィーヤがサイバー犯罪集団レヴィル(REvil)の攻撃を受けたことで、VSAツールを介して同社の顧客会社らのシステムが侵入された。

 ロシアと関係するランサムウェア攻撃集団のレヴィルは、各社のコンピュータやサーバーで運用されるデータを暗号化した、と犯行声明を出しており、それを解除したければ計7000万ドルの身代金を払うよう被害全社に要求している。

 ヴォコーラ氏は、身代金を払うかどうかについて回答を避けた。

 ホワイトハウスは4日、同件について「国家安全保障上の懸念につながるかどうか」調査を開始した。ヴォコーラ氏によると、同社のツールの利用会社には、国家安全保障につながるような会社や団体はない。

https://www.reuters.com/technology/hackers-demand-70-million-liberate-data-held-by-companies-hit-mass-cyberattack-2021-07-05/