Thursday, March 26, 2026 7:01 AM
モービルアイ、米自動車メーカーにDMS供給へ
インテル傘下の自動運転システム開発大手モービルアイ(Mobileye、イスラエル)は、米国の大手自動車メーカーからドライバー監視システム「Mobileye Driver Monitoring System(モービルアイDMS)」の受注を獲得した。同社の運転支援用システムオンチップ(SoC)「EyeQ6L」を搭載する将来の車両に統合される予定で、2027年の量産開始を見込んでいる。
グローバルデータによると、モービルアイDMSは、既存の先進運転支援システム(ADAS)プログラムの範囲と機能を拡張する。複数のモデルと年式にわたって数百万台規模の車両に配備される見通し。
モービルアイの車内センシングプラットフォームは、単一チップ上でDMSと乗員モニタリング(OMS)をADASの認識機能と統合し、車内のセンシングと車外の道路認識を統合することで、運転環境におけるドライバーの関与度を評価する。ドライバーが運転に注意を払っているかだけでなく、視線やその注意が道路状況と一致しているかを判断できる。
ハンズオフ(手放し運転)機能が高級車以外にも拡大する中、ドライバーがどれだけ前方に注意しているかの確認は機能を安全に導入する上でますます重要になっている。モービルアイDMSは、ADAS用カメラによる実際の道路状況とドライバーの視線を関連付けることで、車内情報だけに依存するシステムでは見逃しがちな不注意運転を検知し、ドライバーがすでに状況を認識していることまで把握する。この結果、誤った警報の減少、より精度の高い運転介入のほか、高い自動運転レベルではドライバーの注意力に応じたスマートな運転引き継ぎ要求の実現が期待できる。