Monday, September 28, 2026 7:19 AM

日産、HVの米現地生産強化〜「ローグ」に続き「キックス」も

 日産米州地域会長のクリスチャン・ムニエ氏は28日、独自技術「e-POWER(イーパワー)」を搭載したHVの新型SUV「ローグ ハイブリッド」を米国で11月に発売すると述べた。米国での現地生産比率を2030年をめどに現在の65%から80%に引き上げる方針も示した。トランプ米政権の高関税政策に対応する。横浜本社で取材に応じた。

 ロイターによると、日産はe-POWER搭載車を世界で200万台以上販売しているが、米国ではローグ ハイブリッドが初めて。同モデルを皮切りに、よりコンパクトな「キックスe-POWER」HVを「できるだけ早く」米国とカナダに投入する計画で、将来は大型のSUVやピックアップトラックにもハイブリッドパワートレインを提供していく。

 ムニエ氏はまた、ローグe-POWERについて当面は子会社の日産自動車九州(福岡県苅田町)の工場で生産した車両を輸出し、早ければ28年にも米国での生産を始める可能性があると話した。

 同氏は、米市場が今後5年間で中国自動車メーカーに開放されるとは予想していないものの、将来の中国メーカーによる米参入を想定し、車両開発サイクルの短縮とコスト削減を進めていると話した。

 また、中国製のPHVピックアップ「フロンティアプロ」について、メキシコと一部の中南米市場で発売する計画だと述べた。