Friday, February 09, 2018 11:30 AM

アプティブの2017年純利益、13.6億ドル

 アプティブ(社長兼CEO、ケビン・クラーク)の2017年12月期売上高は、前年比5%増の129億ドル、純利益は7.8%増の13億6,000万ドルと発表された。売上原価、販売費及び一般管理費(SG&A)の増加を主因として、営業利益は前年比8%減の14億2000万ドル。

 シグナル・アンド・パワー・ソリューション部門の売上高は、前年度比2%増の95億ドルとわずかに改善し、調整後営業利益は、2%増の13億ドル。

 高度安全とユーザーエクスペリエンス部門売上高は14%増の34億ドル、調整後営業利益は2億9200万ドルで17%減少した。

 会計年度中、Powertrain Systems事業の分割を12月に完了し、「Delphi Technologies」としての分社化に関連して11.5億ドルの配当金を受け取った。

 スピンオフ後、Aptivは電気/電子アーキテクチャ(EEA)とエレクトロニクス&セーフティソリューションに専念している。

 EEAセグメントは、ケーブルマネジメント、接続システム、電気システムで構成され、E&Sセグメントはアクティブな安全、ボディとセキュリティ、インフォテインメントとディスプレイ、および接続されたサービスを含む。

 2018年売上高を134億ドルから138億ドル、調整営業利益を16億8000万ドルから17億6000万ドルと予測し、2020年には売上高は、150億ドル、2022年には170億ドルに拡大すると見込んでいる。