Monday, May 07, 2018 10:00 AM
マーケット、グーグル・クラウドと協業強化
エンゲージメント販促(engagement marketing、対象との関係性や関与を展開または強化することによる販促)ソフトウェアおよびソリューション開発大手マーケット(Marketo、カリフォルニア州サン・マテオ拠点)は、人工知能を販促に活用することで販促担当者や販促サービス専門会社らの販促力を高める新製品群を開発するためにグーグル・クラウド(Google Cloud)との協業を強化した。
マーケットとグーグル・クラウドは、複数年の提携を2017年に結んでいる。今回の開発強化はその一環。
マーテック・シリーズ誌によると、マーケットは、グーグル・クラウドの機械学習技術を活用するこで、販促作戦において販促対象の消費者や市場、分野向けに、より個別化された販促手法を顧客ら(販促担当者や販促サービス業者)が簡単に実現できるようにして、効率や速度、規模を向上させるソフトウェアやソリューションを開発する計画だ。
そのためには、あらゆるところから集められるビッグ・データを効率よく集約して解析し、そこから洞察を抽出して販促作戦にすみやかに活用できるようにするシステムとプラットフォームが必要になる。マーケットは、それを構築するためにグーグル・クラウドの機械学習技術を応用する。
マーケットには、マーケット・エンゲージメント・プラットフォームという製品がある。同プラットフォームは、年間5000億件弱のやりとりを管理し、販促担当者や販促サービス業者らの販促業務を効率化している。
マーケットは、そこにグーグル・クラウドの機械学習技術を統合し、顧客らがデータ科学者たちによる分析に時間とコストをかけなくとも、より多くのデータからより良質の洞察を導き出せるようにすることを目指す。
【http://fortune.com/2018/05/01/china-workers-brainwave-monitors/】