Monday, July 09, 2018 10:44 AM

バッテリー生産競争が激化〜BYDは世界最大工場建設中

 中国の新エネルギー車(NEV)メーカー大手、比亜迪(BYD)は、2019年の全稼働を目指して世界最大の自動車用バッテリー工場を建設している。

 ブルームバーグ通信によると、同工場はフル稼働時の生産能力が容量(電力量)換算で年間24ギガワット時(GWh)に達し、同社の電気自動車(EV)「Tang」120万台分の供給が可能になる。BYDは20年までにバッテリー生産力を約4倍に拡大する予定で、この工場には15億ドルを投じている。

 王伝福会長は「NEV分野では一掃の爆発的発展が予想できる理由がある。リチウム産業には巨大な可能性がある」と話す。