Thursday, October 18, 2018 9:39 AM

ジマー・バイオメットとアップル、医療分野で協業

 整形外科向け医療機器メーカーのジマー・バイオメット・ホールディングス(Zimmer Biomet Holdings)は15日、スマート腕時計のアップル・ウォッチを活用し、膝関節置換手術と股関節置換手術の患者の回復状況を追跡する臨床研究に向けてアップルとの協業を開始した。

 PRニューズワイヤーによると、ジマー・バイオメットは、独自開発のアプリケーション「マイモビリティー(mymobility)」を搭載したアップル・ウォッチを患者が装着することで、術前と術後の心拍数や運動量、歩数といったデータを集め、担当班によって術後の回復度を調べる。

 ジマー・バイオメットは、同研究に協力する患者数を最大1万人まで集めたい考え。

 膝関節や股関節を人工関節に置換する手術は、米国でもっとも多い手術の部類で、年間100万人以上が受けている。

 アップルは、9月に発表した最新型のアップル・ウォッチに生命徴候検知機能を追加している。

https://www.prnewswire.com/news-releases/zimmer-biomet-and-apple-collaborate-to-launch-major-clinical-study-detailing-patient-experience-and-improving-joint-replacement-journey-300730939.html