Tuesday, December 04, 2018 9:35 AM
新生児集中治療室ケアにデータ解析を活用
2016年にインドで創業したiNICUメディカル(iNICU Medical)は、リアルタイム予想分析技術によって、深刻な病気の早期発見を支援して乳幼児向け医療の包括的な質の向上、ならびに「防ぐことができた新生児死亡」という世界的問題の解決に取り組んでいる。
フィナンシャル・エクスプレスによると、iNICUはインド経営大学院アフマダーバード校(Indian Institute of Management at Ahmedabad)の革新育成&起業センター(Centre for Innovation Incubation and Entrepreneurship=CIIE)をこのほど卒業した。
iNICUは、CIIEからシード投資のほか事業計画や市場アクセス、需要拡大のための助言を含む指導や戦略的支援を受け、事業計画の見直しや顧客試験を実行してきた。
iNICUは、世界の新生児集中治療室を対象に、モノのインターネット(IoT)や人工知能、データ解析による予想分析を含む先端技術の製品化と販促を進めている。これまでに子ども向けヘルスケア・ソリューション群「NICUクラウド(NICU Cloud)」と、IoT基盤プラットフォーム「iNICU(integrated Neonatal Intensive Care Unit)」を開発した。
iNICUが開発したシステムは、多種多様の接続端末から臨床データを自動かつリアルタイムで集めてクラウド電算プラットフォームに送信すると同時に、検査結果や医療専門家の臨床所見を統合することも可能にする。
同社は今後、それらのソリューションを心疾患分野にも展開する計画だ。
【https://www.financialexpress.com/infrastructure/how-data-analytics-saves-lives-of-infants/1401406/】