Tuesday, November 05, 2019 9:15 AM
アジュール向けツールをAWSでも運用可能に
マイクロソフト(Microsoft)は4日、自社のクラウド電算プラットフォーム「アジュール(Azure)」の利用会社らが、アジュール・ツール群を競合クラウド・サービス・プラットフォーム上でも稼働するようにしたことを明らかにした。
CNBCによると、同社が発表した新たなソフトウェアのアジュール・アーク(Azure Arc)は、ソフトウェア開発者らがデータベースや仮想機械、そのほかのアプリケーションまたはプログラムをアマゾン(Amazon)やグーグル(Google)のクラウド・プラットフォームに設置してアジュールから管理できるようにする。
アジュール・アークは、専有技術とその環境だけで稼働するという従来の取り組みを終わらせることをマイクロソフトが選んだことを示す製品だ。
利用者は、開発者らがアジュール・アークを使って開発した各種のツール群によって、たとえば、アジュール環境向けに構築されたデータベースをアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)やグーグル・クラウド(Google Cloud)といった競合クラウド・プラットフォームに移行してもアジュール経由で管理できるようになる。
【https://www.cnbc.com/2019/11/04/microsofts-azure-arc-lets-customers-use-its-tools-on-other-clouds.html】