Tuesday, February 11, 2020 9:09 AM

キャタピラー、中国工場の大半で操業再開

 重機大手キャタピラーは10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて操業を停止していたいくつかの中国工場について、地元政府の許可に基づき大半の工場で操業を再開したと発表した。

 ロイター通信によると、中国のキャタピラー工場は新型ウイルスの影響が最も深刻な湖北省にはないが、同社は春節(旧正月)休暇明けの操業再開を1週間遅らせていた。

 中国は同社売上高の最大10%を占める。

 残りの工場の操業再開について、同社は地元政府の指示に従うと説明した。感染拡大によるディーラー網やサプライチェーンへの影響を注視しているという。