Monday, October 26, 2020 9:47 AM

GM、ミシガン州の5工場へも投資

 GMは先週、テネシー州スプリングヒル工場に20億ドルを投じ、EV工場に転換することを発表していたが、ミシガン州の5工場へ投資していくこともも明らかになった。クロスオーバー、フルサイズピックアップトラックおよびクルーズAV生産を行う。

 具体的には、「GMCアカディア」の次世代モデルの生産を同州ランシングのデルタ・タウンシップ組立工場に移行するため、1億ドルを超える投資を行う。

 ヘビーデューティーピックアップトラックの「シボレーシルバラード」および「GMCシエラ」を生産する投資として、同州フリント組立工場に3200万ドルを調達する。

 さらにフルサイズピックアップトラックや新型「シボレータホ」および「サバーバン」、「GMCユーコン」および「ユーコンXL」、「キャデラックエスカレード」などの主要製品に搭載されているGM製10速トラック用トランスミッションのオートメーション化を強化し、生産能力を高める。このため、同州ロムルスのパワートレイン工場に1,700万ドルを投資する。

 同州オリオン組立工場には350万ドル、同州ブラウンズタウン・チャーター・タウンシップのGM製造拠点に75万ドルを投資する。いずれの投資も、オリオン組立工場における「クルーズAV」のテスト用車両の追加生産に関連している。