Friday, October 30, 2020 8:28 AM

LG化学の株主、バッテリー事業分割案を承認

 韓国の化学大手LG化学の株主らは、30日の臨時株主総会で電気自動車(EV)向けバッテリー事業の分割案を承認した。情報筋がロイター通信に語った。

 LG化学は、EV大手のテスラとゼネラル・モーターズ(GM)にバッテリーを供給している。事業分割案の承認で、株式上場してバッテリー増産のための多額の資金を調達する道が開けたことになる。

 情報筋によると、総会では82%を超える株主が計画に賛成した。 LG化学はコメントを控えた。

 バッテリー事業は、12月1日にLG化学の完全子会社「LGエナジー・ソリューション(LG Energy Solutions、仮称)」として出発し、その後1年以内にLG化学が持ち株の30%を上限に新規株式公開(IPO)を実施する可能性がある。