Tuesday, January 12, 2021 8:47 AM
EV向けディスプレイ開発でクランクなど3社が提携
組み込み機器のGUI(graphical user interface)開発ツール大手クランク・ソフトウェア(Crank Software、カナダ)と電気自動車(EV)開発のアプテラ・モーターズ(Aptera Motors、カリフォルニア州)、HMI(Human Machine Interface)装置開発のアンドロメダ・インターフェイシズ(Andromeda Interfaces、同)は、ソーラー電源搭載の電気自動車(sEV)向け情報娯楽用ディスプレイ開発で提携した。
クランクのブライアン・エドモンド社長は「アプテラは自動車市場で独特かつ価値ある地位を築こうとしており、当社はその理想の実現を支えたい。われわれは設計、ユーザー体験(UX)、開発に関する専門家を結集し、優れた組み込みGUI体験を広めるため協力し、業界を変革していく」と話している。
アプテラとアンドロメダは、試作品製作の需要を満たし、自動車用HMIを期限内に開発する目的でクランクを選んだ。
アンドロメダの共同創立者で開発責任者のブライアン・ギャラガー氏は「ユーザーインターフェイス(UI=人が機械を操作するための装置)は、車のすべてを制御する上で使いやすく、気が散らず、安全走行のための諸条件を満たすものでなければならない。クランクのGUI開発環境『ストーリーボード(Storyboard)』によってわれわれはHMIの設計と最大の性能実現に集中できる」と述べた。
https://www.cranksoftware.com/press-release-crank-software-teams-with-aptera