Tuesday, September 29, 2026 7:18 AM

テスラのFSD、制限速度を頻繁に誤認

 テスラの運転支援システム「フルセルフドライビング(FSD)」が、頻繁に制限速度を超過し、追い越し禁止道路で自転車を追い越そうとしたことがベルギーの交通安全擁護団体Johanna.beによるテストで明らかになった。

 ロイターによると、JohannaはFSDを搭載したテスラ車を約400km走らせてシステムの試験をしたが、制限速度が時速20kmや30kmの区域でしばしば速度を超過した。ディスプレイに実際より高い制限速度を表示することもあり、ドライバーに誤った認識を与えた。

 FSDはただの運転支援機能で、ドライバーは常に運転を受け持つ義務がある。欧州では、FSDが4月にオランダの規制当局RDWに承認された後、ベルギーなど複数の国でも承認されており、RDWはFSDをEU全域で承認するよう提案している。これを受けてEU全域での承認の是非を問う採決が10月6日に行われる可能性があったが、EUウェブサイトによると、採決は10月より先へ延期する見通しだ。

 EUの自動車技術委員会(TCMV)の10月6日の会議議題には、オランダの提案について「議論の継続」と記載されているだけで、割当時間は25分間となっている。次の機会は早くても12月以降になる。