Thursday, October 01, 2026 7:23 AM

GM、ディーゼルピックアップに注力〜競合のHV路線と一線

 GMは次世代ピックアップトラックの投入に際して、燃費を最大化するためディーゼルエンジンを継続して採用する方針を明らかにした。競合他社のHV展開とは異なる道を進むと、ロイターが報じた。

 GMは10〜12月期に最重要車種であるピックアップトラック、シボレー「シルバラード」とGMC「シエラ」について、19年以来初となる大規模なモデルチェンジを実施する。2車種は同社にとって最も売れているモデルで、利益の大半を占めている。

 燃費とけん引能力の向上を図るため3.0リッターの改良型ディーゼルエンジンを搭載する。オプションで選択可能な大容量燃料タンクと組み合わせることで、給油してから高速道路を900マイル超の走行が可能になる。

 ピックアップで競合のフォードとステランティスは燃費を最大限引き出すためにHVに力を入れているが、GMは長年にわたり、HVをほぼ避けてきた。

 JDパワーによると、米新車販売に占めるHVの割合はイラン戦争開始前の約16%から8月には19%に上昇した。4〜6月期はHVの販売ペースがガソリン車の2倍以上となった。

 GMが米国で販売するHVは、スポーツカーの「シボレー・コルベット」1車種しかない。GMは今年、販売台数が減少しており、米市場のシェアは上半期に16.8%と前年同期から0.8ポイント低下した。