Wednesday, September 30, 2026 6:55 AM
日系車部品メーカー、米国投資を拡大〜エイチワンはテキサスに新工場
日系自動車部品メーカーの米国投資が具体化している。エイチワンはテキサス州に車体部品工場を新設し、ジーテクトはオハイオ州の既存工場で生産性向上を進める。住友理工も、北米メーカーから受注したピックアップトラック用部品を米国で増産する。
エイチワンの新工場は、投資規模が大きい。テキサス州セギーン市によると、子会社KTH Texasは工場建設と機械設備に最低1億ドルを投じる。敷地は約40エーカー、工場は約30万平方フィート。超高張力鋼板やアルミ部品を加工する3本の自動プレスラインを設け、最大3500トンのプレス機を導入する。26年末までに着工し、28年4月の操業開始、31年までに約170人の雇用を見込む。エイチワンはオハイオ州とアラバマ州にも生産拠点を持つ。
ジーテクトは既存工場の生産性を高める。米国子会社Jefferson Industriesがオハイオ州で行う車体部品事業で、国際協力銀行(JBIC)は26年5月、三菱UFJ銀行との総額7000万ドルの協調融資を発表した。資金は工場の生産性向上に向けた設備投資に充てる。
防振ゴムを手がける住友理工はオハイオ州のSumiRiko Ohio工場に約460万ドルを投じる。北米メーカーのピックアップトラック向けに受注したエンジンマウント用の製造設備を導入し、工場の生産能力を約15%引き上げる。
ホンダ系のエイチワンとジーテクトはホンダの次世代ハイブリッド車に対応した投資となる。