Monday, October 05, 2026 7:01 AM
ICE車、初めてシェア半数割れ〜1-6月世界新車販売
世界の新車販売台数に占める内燃エンジン(ICE)車の割合は、2026年上半期に史上初めて50%を下回った。オートモーティブ・ワールドが伝えた。
モビリティー・グローバルのデータによると、21年に新車販売の73%を占めていたICE車は、台数が10%減の2025万台、全体の構成比は3ポイント低下の49%となった。一方、世界EV販売は12%増の687万台で全体の17%を占め、HVは10%増の727万台で全体の18%を占めた。ICE販売が最も大きく落ち込んだのは中国と欧州で、それぞれ21年比で26%減、13%減だった。
これらの変化には中東紛争によるガソリン価格急騰が大きく影響しているが、電動車の普及は地域差が激しく、政府の補助金や税制が依然として強い影響力を持っている。
中国は依然として世界のEV販売の半分を占めているが、1月に税制優遇が削減され、販売台数は3%減の344万台となった。北米は15%減で、ほぼ全面的にトランプ政権による25年9月のEV購入補助制度の廃止による。欧州では電動車販売が32%増加して181万台となり、欧州自動車工業会(ACEA)によると、欧州の主要31カ国の合計が初めてICEの販売台数を上回った。
最新データが強く示しているのは、急激な燃料高騰も、中国や米国でEV推進政策が後退した影響を打ち消すことはできなかったという事実だ。欧州のように政策による支援が続く地域では、石油ショックでEVの普及が加速しており、中国が進めているEV税制優遇の段階的縮小は、中国市場が今後さらに逆風にさらされる可能性を示している。