Wednesday, October 07, 2026 7:20 AM
ホンダ、北米で次世代CR-V生産延期〜新シビック生産は中止
ホンダが次世代「CR-V」HV版の北米での生産開始を3カ月延期することが分かった。インディアナ州での次世代「シビック」HV版の生産計画は中止する。サプライチェーン関係者がオートモーティブ・ニュースに語った。
関係者によると、新型CR-Vの生産は2027年4月に始めるが、初年度生産台数を従来の計画より6.7%削減し、4万1315台とする。
ホンダは北米でのHV需要の高まりに対応するため、生産拠点の見直しを進めている。CR-Vはホンダのベストセラーモデルで、26年1〜9月の米国販売台数は前年同期比9.5%増の33万6844台。供給が不足しているため現行モデルの生産を優先している。広報担当者によると、ディーラー在庫は約17日分で、理想的な水準を大きく下回っている。
シビックは1〜9月の販売台数が19万5135台で、ホンダのラインアップで2位。オートモーティブ・ニュースは8月、CR-Vが27年4〜6月期に新型軽量プラットフォームを採用し、HV専用パワートレインを搭載したモデルチェンジを行うと報じた。
CR-Vはオハイオ州イーストリバティ、インディアナ州グリーンズバーグ、カナダ・オンタリオ州アリストンの工場で生産されている。
ホンダはまた、28年5月からグリーンズバーグ工場で次世代シビックを生産する計画を中止した。関係者によると。同年4月にオンタリオ工場で生産されるシビックはこの変更の影響を受けない。
調査会社オートフォーキャスト・ソリューションズのサム・フィオラニ副社長は、インディアナ州でのシビック生産中止によって、販売台数が多く収益性の高いCR-Vの生産能力が確保できると述べた。
グリーンズバーグ工場はシビックとCR-Vの主要生産拠点だった。ホンダはこれまでに、米関税政策の影響を回避するため次世代シビックHV版の生産をメキシコからグリーンズバーグに移していた。同工場は従業員が2600人以上、生産能力は年間約25万台。