Wednesday, October 07, 2026 7:19 AM

カナダ、中国製EVを制限しても部品は野放し

 カナダは中国製EVに輸入枠(クオータ)を設定しているが、他国で生産されたEVに非常に高い割合で組み込まれている中国製部品についてはほとんど何の規制も設けていない。

◇輸入規制の取り組み

 オートモーティブ・ニュースによると、カナダ政府は1月、中国製EVに課していた100%の追加関税を廃止し、年間4万9000台を上限に6.1%の最恵国税率で輸入できるクオータ制度に切り替えた。テスラの上海工場製「モデル3」はすでに数千台輸入され、BYD、奇瑞、吉利もカナダ市場への参入を準備している。

 米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に基づく優遇措置も一定の歯止めにはなる。北米で生産される車で中国製部品の割合が高すぎると適用条件を満たせなくなり、カナダ向けに車を輸出するメーカーは本来なら必要のない関税を支払わなければならない。