Wednesday, May 24, 2017 10:07 AM

SAP、IoTソフトウェアに人工知能機能を追加

 SAPは、独自に開発したIoT(Internet of Things)ソフトウェアのレオナルド(Leonardo)に、スマート機器からのデータをより賢く集められるようにする法人向け人工知能機能を加えた。

 SAPは、自社のクラウド・プラットフォーム上で走るレオナルドを先日発表したばかり。

 コンピュータワールド誌によると、SAPが23日に追加した新機能は、IoT機器からのデータを集めて処理する予想分析を含む複数サービスを顧客企業に提供する。そのなかには、レオナルドの種々の構成機能と連携する機械学習ツール群も含まれる。

 「既存の業務処理過程や記録および保存の中核システムへの統合に、より賢い機械学習機能を追加することで、顧客企業のしごとを簡便化かつ効率化することが新機能の狙いだ」「レオナルドの各種機能はSAPのアプリケーション群に融合するよう設計されている」とSAPのマイク・フラナガン分析製品担当副社長は説明した。

http://www.computerworld.com/article/3197185/cloud-computing/sap-wants-enterprises-to-learn-from-their-smart-devices.html