Tuesday, September 26, 2017 12:40 PM
マイクロソフト、機械学習ツール群を市場投入
マイクロソフト(Microsoft)は25日、オーランドで開いた開発者向け会議「イグナイト(Ignite)」において、開発者向け機械学習ツール群を発表した。
テッククランチ誌によると、それらのツールには、アジュール・マシーン・ラーニング・エクスペリメンテイション(Azure Machine Learning Experimentation)とアジュール・マシーン・ラーニング・ワークベンチ(Azure Machine Learning Workbench)、そしてアジュール・マシーン・ラーニング・モデル・マネジメント(Azure Machine Learning Model Management)という三つのサービスがある。
エクスペリメンテイション・サービスは、開発業者らが機械学習の訓練や実装に関する実験を迅速化かつ簡便化する。ワークベンチ・サービスは、ウィンドウズとマックのデスクトップ端末向け「開発周期コントロール・パネルであり、機械学習ツール群を使った諸機能を市場投入するための便利な方法となる」。モデル・マネジメント・サービスは、コンテイナーのドッカー(Docker)を使って開発者やデータ科学者らがモデルの実装や管理をどこからでもできるようにする。
マイクロソフトがそれらのツールを発表した背景には、機械学習技術を応用したアプリケーション群やサービス群を開発者たちが構築して検証し、マイクロソフトのアジュール・プラットフォームで実装しやすくすることで、同社のクラウド基盤環境で稼働する機械学習機能の種類や数を拡充し、アマゾンやグーグルに対抗するという狙いがある。
【https://techcrunch.com/2017/09/25/microsoft-launches-new-machine-learning-tools/】