Friday, January 05, 2018 10:25 AM
アレクサ対応の電子レンジが激戦市場に
アマゾンの人工知能アレクサが家電への浸透を加速させている。
自然言語処理能力を持つアレクサを自社製品に組み込むことで、声による操作を可能にする電化製品メーカーらは2016年から出始め、2017年には大幅増を記録し、そして現在、それがさらに加速している。
当初には家庭用照明や室温調節器のメーカーらがアレクサに対応し、のちに一部の冷蔵庫や食洗機、洗濯機、乾燥機にも広がった。
デジタル・トレンズ誌によると、1月7日から同12日までLVCC(Las Vegas Convention and World Trade Center)で開かれることしの国際消費者電子製品見本市(CES=Consumer Electronics Show)に先駆けて、電子レンジをアレクサに対応させる動きが活発化している。
「アレクサ、3ポンドの鶏肉を解凍して」「アレクサ、高出力で50秒間温めて」という利用者の音声指示に対応する電子レンジが複数のメーカーからCESに出展される見込みだ。
GEは、壁に取り付ける型のオーブンをアレクサにすでに対応させている。白物家電製造大手のワールプールやGEアプライアンシズ、ケンモア、LG、サムスンもアレクサ対応の電子レンジを近く発売する計画だ。
【https://www.digitaltrends.com/home/alexa-microwave-voice-control/】