Thursday, March 01, 2018 11:06 AM

TモバイルUSとスプリントも5Gサービスを開始へ

 米通信サービス大手AT&Tは先日、次世代高速無線通信規格の5Gを基盤とした携帯電話サービスを米国内12都市で2018年中に開始する方針を発表した。5Gサービスの商業化計画が米4大キャリヤーによって具体的に明らかにされたのはそれが始めてだ。

 テッククランチ誌によると、競合社のTモバイルUSとスプリント(Sprint)はそれに対抗するかのように、5Gの商業化を米主要都市で向こう数ヵ月以内に開始する計画をあいついで発表した。

 スプリントは、シカゴとロサンゼルス、ダラス、アトランタ、ワシントンDC、そしてヒューストンで5Gサービスを2018年中に開始する計画だ。一方のTモバイルは、ニューヨーク市とロサンゼルス、ラスベガス、そしてダラスでまず開始し、年末までに計30都市で5Gサービスを提供する方針。

 米4大キャリヤーのうち残るベライゾン・ワイヤレスも、5G通信を数ヵ月以内に開始する。スプリントとTモバイルによる今回の発表によって、すべての4大キャリヤーによる5Gサービス開始の具体的計画が出そろったかっこうだ。

https://techcrunch.com/2018/02/27/these-will-be-the-first-cities-getting-5g-from-sprint-and-t-mobile/