Friday, March 02, 2018 10:50 AM
コンフルエンス、ICEデータ・サービシズと提携
規制対応や財務、および投資家向け報告のための投資データ管理自動化ソリューション提供のコンフルエンス(Confluence)は、米証券取引委員会(SEC)が推進する近代化(SEC Modernization)やそのほかの報告要件に資産管理担当者らが効率的に対応できるようにするために、インターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange)の一部であるICEデータ・サービシズ(ICE Data Services)と提携した。
コンフルエンスのプレス・リリースによると、SEC近代化によって、「フォームNポート(Form N-PORT)」と「フォームNセン(Form N-CEN)」で求められる報告の頻度と深さが増したことを受け、資産管理専門家らは事務処理面についてかつてない課題に直面している。
両社は提携によって、コンフルエンスのデータ管理および報告ソリューション「レグテック(RegTech)」と、ICEの金融市場データおよび分析面の専門知識を持ち寄り、規制遵守に必要なコンテントやデータの管理および報告機能を各社の資産管理担当者らに提供する。
ICEデータ・サービシズは、投資内容の市場リスク評価計算を含め、各種規制の分析要件に関する作業を支援する。
ICEデータ・サービシズはさらに、参照データを含むそのほかの分析機能と組み合わせることで、SECによるフォームNポートの月次報告要件、およびフォームNセンを使った年次報告の要件を満たすために必要な要素や材料を提供する。