Tuesday, June 19, 2018 10:32 AM

UPS、機械学習やビッグ・データにさらに注力

 年間10億ドルという巨額を技術化に投資する配送サービス大手UPSは、第4次産業革命(Fourth Industrial Revolution=4IR)に準備すべく、機械学習とロボティクス、ビッグ・データの応用を劇的に強化している。

 エディション・トゥルース誌によると、同社は、最近開発したUPSボット(UPS Bot)によって、顧客からのよくある問い合わせに対し、顧客担当者との会話を模倣した対応を自動化しただけでなく、配送費用や荷物の追跡情報も提供できるようにした。

 それらの機能は従来なら、パソコン経由でのウェブサイト上で利用者が追跡番号や通知方法(スマートフォンへのテキスト・メッセージか電子メール)、通知先を入力および指定して求める必要があった。

 UPSはさらに、仮想執事人工知能のアマゾン・アレクサ(Amazon Alexa)やグーグル・アシスタント(Google Assistant)に対応し、顧客からモバイル端末や電話で寄せられる質問に回答できるシステムも構築した。

http://www.editiontruth.com/ups-uses-big-data-machine-learning-ai-catapult-operations/