Tuesday, June 26, 2018 10:25 AM
AT&T、NB-IoT通信網を法人向けに運用へ
米通信サービス大手のAT&Tは、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT=Narrowband-Internet of Things)通信網を2019年初めに米国とメキシコで運用開始する計画を明らかにした。
ギガビット誌によると、AT&Tは既存のLTE-M(Long Term Evolution for Machines)通信網をNB-IoT通信網で補完することによって、多種多様のIoTソリューションを法人向けに提供する計画だ。
NB-IoTとLTE-Mはいずれも省電力広域(LPWA)技術。NB-IoTはより基本的なIoT要件に適し、LTE-Mはソフトウェア更新や移動機械通信といった複雑な用途に適していると位置づけられる。
AT&Tは、NB-IoTならびにLTE-Mのデュアルモード・チップセットとモジュールを導入することで、顧客企業による広範での応用や活用を世界規模で支援する。
GSM協会(GSMA)の調べによると、世界では現在、24のモバイル通信サービス会社が計48のモバイルIoT通信網を商業化しており、2025年までに18億件のLPWA接続が実現すると見込まれる。
【https://www.gigabitmagazine.com/telecoms/att-launch-nb-iot-network-us-mexico-2019】