Thursday, July 12, 2018 10:25 AM
サービスとしてのスマート照明を共同開発へ
オーストラリアのヴィヴィッド・テクノロジー(Vivid Technology)とオリジン・エネルギー(Origin Energy)は、IoT(Internet of Things)を活用したスマート照明サービスを共同開発する。
ペイス・トゥデイ誌によると、両社は提携を通じて、「ライティングフレックス(LightingFlex)」という製品を開発する。ライティングフレックスは、ヴィヴィッド・テクノロジーのIoT照明プラットフォーム「メイトリックス(MATRIXX)」を活かした製品で、顧客会社に対してスマート照明をサービスとして提供する。
メイトリックスは、照明の光熱費を最大90%削減する大きな実績を出している。通常のLEDシステムに比べて最大で74%も効率が高い。大手企業の倉庫や製造施設にすでに多数導入されており、オーストラリアでこれまでに光熱費を500万ドル、二酸化炭素排出量を5500トン以上削減してきた。
メイトリックスのプラットフォーム上で提供されるライティングフレックスは、顧客に先行投資の負担をかけずに設置される。管理および監視は両社のシステムが実行するため、導入側はそのサービスを受けるだけ。サービス契約を終了する際には、顧客が設備を買い取ることができる。
同提携では、オリジンが販売と販促のすべてを引き受ける。オリジンは、エネルギー管理のソリューションを提供しており、既存の商品と抱き合わせてライティングフレックスを販売する。
ヴィヴィッド・テクノロジーは、現場の監査をはじめ、照明設備の設計や設置、運用、保守管理、監視&分析を担当する。
【https://pacetoday.com.au/origin-vivid-technology-partner-deliver-lighting-service/】