Friday, July 27, 2018 10:43 AM
グーグルとアクセンチュア、合弁事業を立ち上げ
グーグル(Google)とアクセンチュア(Accenture)は26日、法人向けのデータ洞察ソリューション群を共同開発することで提携した。
ZDネット誌によると、両社は今回合意した協力関係のもと、アクセンチュア・グーグル・クラウド・ビジネス・グループ(Accenture Google Cloud Business Group=AGBG)という新事業部を立ち上げる。
AGBGは、グーグルとアクセンチュアのそれぞれの強みを持ち寄って、「データ本位の洞察を導き出すインテリジェント・ソリューション群を共同で開発」し、「(アクセンチュアとグーグルの顧客会社らが)よりすぐれた顧客体験を提供しながらデジタル変革を加速できるよう」支援する。
AGBGは、グーグル・クラウドの技術と、アクセンチュアが米国と欧州、日本に持つ顧客基盤および産業界知識を活用する。換言するなら、アクセンチュアの顧客会社らが何を求めているかを特定し、それに対応したデータ解析および洞察応用機能を両社で設計してグーグルが開発するという事業となる。
AGBGは、その手始めとして小売と日用消費財、医療の業界を標的市場とする方針。開発には、グーグルのクラウド電算や人工知能、データ解析技術およびプラットフォームが活用される。
AGBGはそれによって、データ解析結果にもとづく洞察を効率的に導き出すと同時に効果的に応用できるソリューション群の開発を目指す。
【https://www.zdnet.com/article/google-accenture-team-up-to-create-enterprise-data-insight-solutions/】