Tuesday, August 14, 2018 10:11 AM

ロング・ビーチ港、貨物処理効率化ソフトウェアを試験へ

 GE傘下のGEトランスポーテーション(GE Transportation)は、港湾最適化(Port Optimizer)というソフトウェアをカリフォルニア州ロング・ビーチ港に実装し、港湾業務関係者らが貨物コンテナをより効率的に動かせるようにするデータに簡単にアクセスできるよう整備した。

 ロング・ビーチ港業務関係者らはこれから2ヵ月間にわたって、港湾最適化ソフトウェアを試験運用する。

 サプライチェーン・デジタル誌によると、ロング・ビーチ港で貨物業務に従事する会社らは、港湾運営担当者たちやそのほかの港湾関係者たちが貨物着港情報をより正確かつ迅速に受け取れるようになり、貨物データや港湾重機可用性データ、現場労働者データ、そのほかの資源データに即時アクセスできることで、港湾内における貨物処理の流れと供給網を合理化できる、と期待する。

 同ソフトウェアが活用されるのは、ロング・ビーチ港の6つのコンテナ・ターミナル。

 同ソフトウェアが活用された港湾業務効率化システムは、ロサンゼルス港に2017年に導入され、好結果を出している。

 「われわれは、港を通過する貨物の供給網に関する現場作業を効率化する方法をつねに模索している」「港湾最適化ソフトウェアがわれわれの港で機能を発揮することを楽しみにしている」とロング・ビーチ港のマリオ・コーデロ統括責任者は述べた。

https://www.supplychaindigital.com/logistics/ge-transportation-technology-pilot-project-begins-port-long-beach