Thursday, September 06, 2018 10:27 AM
ネットコム・ワイヤレス、IIoT機器を発表
オーストラリアの通信機器製造大手ネットコム・ワイヤレス(NetComm Wireless)は先日、産業向けモノのインターネット(Industrial Internet of Things=IIoT)機器を発表した。少ない電力消費量で高速無線通信規格(4G、LTE)に対応するのが特徴。
ZDネット誌によると、同社のIIoT機器「NTC-100」は、デュアルLTEによって無線通信網「キャットM1(Cat M1)」および「狭帯域IoT(NB-IoT)」に接続し、簡単なプログラム群から届くデータを追跡&処理できる。そういった接続はこれまで非常に高価だった。
NTC-100はまた、遠隔地からショート・メッセージング(STS)を使って機器自体を診断できる。さらに、振動が強かったり高温だったりといった過酷な環境でも正常に作動するよう設計されている。
ネットコムは、高速ルーター「NTC-400」も2018年3月に発売している。NTC-400は、毎秒300メガビットのデータ転送能力を持つほか、遠隔地の機器を管理できる。同ルーターと今回のIIoT機器を組み合わせるこで、産業施設に関して信頼性の高いデータ収集&分析を簡単に実行できるようになる。
【https://www.zdnet.com/article/netcomm-wireless-launches-industrial-iot-device/】