Thursday, October 11, 2018 7:46 AM
スプランク、顧客対応に機械学習を統合
人工知能ソリューションおよび行動可能データ解析洞察ソフトウェア開発新興企業のスプランク(Splunk)は先日、IT支援サービスとデータ監視&解析エンジンを融合させたITサービス・インテリジェンス(IT Service Intelligence=ITSI)の更新版を発表した。
フォーブス誌によると、ITSIは、機械学習技術によって問題点の検出を簡便化かつ迅速化し、それに関する問い合わせへの対応を自動化する法人向け機械学習ソリューション・サービス。
ITSIの採用会社らは、膨大な量のデータの解析結果をもとに重要業績評価指標(key performance indicator=KPI) を予想し、原因の特定や予防法の提示を自動化することで、IT支援サービス担当者たちの仕事を大幅に簡便化する。
スプランクはまた、同社初のモノのインターネット(IoT=Internet of Things)ソリューションである産業向けIoT(IIoT=Industrial Internet of Things)も発表した。
マーケットウォッチ誌によると、同社のIIoTは、独自に開発した産業資産インテリジェンス(Industrial Asset Intelligence=IAI)と機械学習ツールキット(Machine Learning Toolkit=MLT)を統合し、産業設備の稼働停止回避を促進する。顧客会社らはそれによって、設備の不具合による生産停止回避を最大化できるようになる。