Friday, October 12, 2018 9:32 AM
テラデータ、ヴァンテージを提供開始
データ解析ソリューション提供のデラデータ(Teradata)は、機械学習を活用する法人向け次世代解析プラットフォーム「テラデータ・ヴァンテージ(Teradata Vantage)」を提供開始した。
マーテック・シリーズ誌によると、企業はヴァンテージを利用することで、課題に対して「すぐに行動できる対応策」(同社)を得られるようになる。同社はまた、予想分析や規範的解析、意思決定自動化、機械学習機能、仮想化ツールも提供する。
ヴァンテージは、パブリック・クラウドや社内施設、最適化ソリューション、共通基幹設備に実装できるほか、サービスとしても提供される。
同社のオリヴァー・ラッツェスバーガー最高執行責任者(COO)はヴァンテージについて、「すべてのデータをいつでも活用できる唯一の製品」「(利用企業は)あらゆるものを解析し、(ヴァンテージを)必要な場所にどこにでも導入することで、事業運営にとって重要な洞察を得ることができる」と話している。
ヴァンテージには、新たなツールや言語を利用者らが学ぶ必要もないという利点がある。既存の一般的なデータ解析ツールや解析言語にヴァンテージが対応するためだ。
データ科学者らは、ヴァンテージの機械学習エンジンを使うことで、職場のニーズに応じた機械学習機能を追加できる。
ヴァンテージはさらに、多構造化データの変換や準備、解析、可視化を可能にする解析機能180種類強を内蔵している。したがって、顧客維持や販促といったデータ解析のさまざまの目的に対応できる。