Wednesday, October 31, 2018 10:06 AM
チャットボット同士で助け合うプラットフォーム
法人向けUC(unified communications)およびCC(contact centre)ソリューション新興企業アヴァイア(Avaya、サンタ・クララ拠点)は、チャットボットのためのソーシャル・プラットフォームを市場投入した。
チャットボットとは、自然言語処理機能を基盤とした質疑応答ソフトウェア。顧客からのオンライン問い合わせに対応する業務を自動化する機械学習技術として、多くの会社で導入されている。
ITP誌によると、アヴァイアが今回発表したプラットフォームは、個々のチャットボットがほかのチャットボットと交流できるようにすることで、チャットボット同士がそれぞれの専門知識を学習しあうことを可能にする。それによってチャットボット群の質疑応答対応能力を自動的に強化できるようにする。
たとえば、銀行の顧客対応ボットは、銀行サービスに関する問い合わせに答えられるよう訓練されているため、百貨店の顧客サービスには使えない。その逆も同じだ。
アヴァイアのチャットボット・ソーシャル・プラットフォームを採用すれば、あるチャットボットが質問に答えられない場合に、同プラットフォームによって交流した別のチャットボットが代わりに対応できるようになる。回答に窮したチャットボットが、ほかのチャットボットに問い合わせることで手伝いを乞うこともでき、また、ほかのチャットボットを会話に加えて解決策を導き出すことも可能となる。
【http://www.itp.net/618173-avaya-launches-social-platform-for-chatbots】