Monday, January 14, 2019 9:29 AM
シアトロとハネウェル、モバイル・サースを共同開発へ
世界初の音声制御モバイル・アプリケーション・プラットフォームを開発したことで知られる新興企業シアトロ(Theatro、ニューヨーク市拠点)は13日、ハネウェル(Honeywell)との合弁事業に合意し、小売店員らの業務を支援するサース(SaaS=software-as-a-service)を共同開発する計画を明らかにした。
マーケットウォッチ誌によると、ハネウェルは同合意のもと、シアトロの小売会社向けサースの定期利用サービスの正式再販業者となる。また、ハネウェルの店内接続小売ソリューション(In-Store Connected Retail Solution)がシアトロのサースに対応するよう改良する。
同合弁事業のもとに統合される新ソリューション群は、たとえば、店員の位置情報や販売データ解析、客足分析といった各種の情報や洞察、知見をシアトロのモバイル・アプリケーションと音声制御機能によって店員や店舗管理責任者らがクラウド経由で使えるようにする既存プラットフォームを拡充する。
それと同時に、シアトロのサース・プラットフォーム「シアトロ・コミュニケイター」とハネウェルの小売店向け端末「ハネウェル・モビリティー・エッジ」の両方からそれらの新ソリューション群に簡単にアクセスできるようにする。
両社は、今回の提携合意と統合ソリューション共同開発計画をNRF(National Retail Federation)ビッグ・ショウにおいて発表した。