Thursday, October 22, 2020 6:05 PM

ペイパル、暗号通貨での取り引きを可能に

 シリコン・バレー拠点のオンライン支払いおよび送金サービス大手ペイパル・ホールディングス(PayPal Holdings)は10月21日、顧客(同社サービスを使う商業者)が暗号通貨をオンライン財布で保管したり暗号通貨でオンライン買い物できるようにする計画を明らかにした。

 ロイター通信によると、暗号通貨交換業の事業免許を条件付きでニューヨーク州政府から取得した同社は、同社のオンライン決済サービス網に登録する2600万の商業主を対象に、暗号通貨を使ったサービスを2021年初めに世界で開始する計画だ。

 同社はまた、暗号通貨の売買サービスも今後数週間以内に始める予定で、2020年上半期には一部の外国市場に拡大する見通しだ。

 同社のダン・シュルマンCEOは、各国の中央銀行や会社らがこれから開発する新たなデジタル通貨にも対応できるように準備を進め、仮想通貨の利用を促進するサービスを強化したい、と話した。

https://www.reuters.com/article/paypal-cryptocurrency/update-1-paypal-to-open-up-network-to-cryptocurrencies-idUSL1N2HC0PL