Thursday, May 06, 2021 10:59 AM
グーグル、遠隔労働体制に柔軟性
グーグル(Google)は5月5日、2021年秋にすべてのオフィスを再開したあとでも従業員の20%が在宅勤務するという見通しを明らかにした。
CNBCによると、同社は、新型コロナウイルス感染症のコーヴィッド19(Covid-19)パンデミックの収束にともなう職場再開について、より厳しい規定をこれまで設定し、全オフィスを閉鎖してきた。同社は、ほかの技術大手らが、より柔軟性ある勤務体制を技術職らに提供している現状を考慮し、人材流出を防ぐためにも選択肢を増やすことに軌道修正した。
グーグルは、従業員たちが出社できるのは1週間に三日までという方針を2020年12月に打ち出したが、今回、従業員の60%は1週あたり2〜4日をオフィスに出勤し、20%は新たな支社で働き、20%が在宅勤務すると説明し、柔軟性と選択肢を拡充した。
また、任意の従業員は、自身が所属するオフィス以外から1年あたり4週間働ける選択肢を得られる、と同社の広報担当者は話した。従来の方針ではそれは2週間だった。
そのほか、同社の従業員は2021年9月いっぱいまで完全在宅勤務を続けることが規定されているが、職種やそのほかの必要性に応じて週あたり三日以上出社できる選択肢が今回増えた。
https://www.cnbc.com/2021/05/05/google-relaxes-remote-work-plan-will-let-20percent-of-employees-telecommute.html