Friday, July 23, 2021 11:40 AM
グーグル・マップス、電車内の混雑具合を地図上で表示
グーグル(Google)は7月21日、グーグル・マップスの新機能を発表し、約100ヵ国で約1万都市の電車乗客混雑具合を地図上に表示することで、利用者らが満員電車を避けやすくすることを明らかにした。
CNBCによると、グーグルは、特定の電車の車両ごとの混雑度も正確に表示できるようにする機能をニューヨークのロング・アイランド・レイルロード(Long Island Railroad)とシドニーの電車向けに試験中だ。
新型コロナウイルス・パンデミックの収束やワクチン普及を受けて、職場を再開する会社が増えており、それにともなって多くの勤め人たちが出社再開を本格化させている。新型コロナウイルスの変異株が感染再拡大を誘発する可能性も懸念されるなか、人々の密集を避ける機能が有用になる可能性はある。
新機能では、グーグル・マップス利用者らが自身の移動経路を検索すると、乗車客の混雑具合を示すデータが地図上に表示される。また、ロング・アイランド・レイルロードとシドニーの電車の場合なら、車両ごとの空席数を確認できる。
グーグルによると、一般には午前7時〜8時の電車がもっとも混み、9時の電車なら混雑度が一気に緩和され、午後であれば4〜5時がもっとも混む。
乗客密集車両を避けることで感染危険性を少しでも小さくしたい移動者らの勤務先が柔軟出勤を認めるなら、新機能を使うことで、最混雑時間帯を避けて移動できるよう調整できるようになる。
https://www.cnbc.com/2021/07/21/google-maps-will-show-you-how-crowded-your-train-is.html