Wednesday, March 02, 2022 11:20 AM
セールスフォースの四半期決算、好調な増収増益
セールスフォース(Salesforce)が3月1日に発表した2022会計年度第4四半期決算(11~1月)の決算報告によると、売上高は前年同期比26%増の73億3000万ドル、調整後の1株あたり利益は、市場予想の74セントを上回る84セントと好調な増収増益となった。
CNBCによると、期中における「サブスクリプションおよびサポート」部門の売上高は25%増の68億3000万ドル、「専門サービスおよびそのほかのサービス」事業の売上高は46%増の5億ドルだった。
サブスクリプション事業の売り上げは、サース(SaaS=software-as-a-service)モデルの業務用ソフトウェア利用料金収入で占められる。
同社が買収したスラック(Slack)はサブスクリプションおよびサポートのなかの「プラットフォームおよびそのほか」に分類されている。プラットフォームおよびそのほかの部門は特に好調で、53%増の135億ドルを売り上げた。
サブスクリプションおよびサポートのなかの「データ」事業部門の売上高は23%増の11億3600万ドルだった。同分野の四半期売り上げとしては10億ドルを初めて超えた。同部門には、ミュールソフト(Mulesoft)やタブロー(Tableau)、タブローCRMが含まれる。
そのほか、「セールス」部門の売上高は17%増の15億8600万ドル、「サービス」部門は18%増の17億1000万ドル、「マーケティングおよびコマース」部門は20%増の10億4600万ドルだった。
https://www.cnbc.com/2022/03/01/salesforce-crm-earnings-q4-2022.html