Thursday, March 10, 2022 10:10 AM
ツイッター、新たなイーコマース機能を発表
ツイッター(Twitter)は3月9日、新たなオンライン買い物機能「ツイッター・ショップス(Twitter Shops)」を発表した。
テッククランチ誌によると、オンライン小売会社らは同機能によって、自身のツイッター・プロファイルにおいて最大50品を集めて整理し、ツイッター利用者に紹介できるようになる。
モバイル最優先の同機能は無料で利用でき、利用者たちがツイッターのプラットフォーム上で商品についてやり取りする際に、クリックするだけで当該商品を簡単に閲覧して買えるようにする。
インスタグラム(Instagram)のコマース機能「ショップス(Shops)」とは異なり、ツイッター・ショップスの場合、それらの取り引きはツイッター自体では処理されない。
利用者は、販売業者のツイート上にある「ショップを見る(View Shop)」ボタンをクリックして、販売者のオンライン店にアクセスする。そこで当該商品をクリックし、販売者のウェブサイトに移動して決済を完了させる。その際、利用者はツイッターを出て移動する必要はなく、ツイッター・アプリケーション内ブラウザーでアクセスできる。その点では、ティックトック(TikTok)が最近発表した買い物機能と似ている。
ツイッター・ショップスは現在、試験運用中だ。ツイッターは同機能を商業化しない考えだ。
昨今、ソーシャル・メディア業界における電子商取引機能の導入が非常に勢いづいている。ソーシャル・メディア上にいながらにして買い物できる概念やしくみ、その市場はソーシャル・コマースと呼ばれる。フェイスブックやユーチューブをはじめ、上述のようにインスタグラムやティックトックもそれぞれのプラットフォーム上で買い物できるようにする機能をあいついで組み込んでいる。
https://techcrunch.com/2022/03/09/twitter-expands-its-e-commerce-efforts-with-launch-of-twitter-shops/